Satiとは六門に絶えず生ずる所縁を
認識する事ではなく
専注すべき所縁を決して忘れず
心を離さない事です。
根律儀戒(Indriya-saṃvara-sīla)とは
六門に侵入する刺激的感覚対象に
心を奪われないように
眼耳鼻舌身意の扉を閉めて
専注すべき対象に心を専注させる修行で
禅定の必須の前行となります。