眼は色彩、耳は音、鼻は匂い、
舌は味、身体は接触、心は概念。
六つの門は六つの領域を持ち、
六種の所縁がそこに生じます。
識別を行う場合、一門では不十分で、
六門を縦横無尽に使う必要があります。
例えば色彩を識別したら、
同じ色聚の香や味、地・火・風の各界も、
次々識別していくわけです。