どんな現象も相互に依存し合い、
相互に執着し合い、
相互に支え合い、相互に剋し合っています。
如何なる影響も受けず
独立して意のままに存在することはできません。
私達人間もはかない現象です。
愚かさの故に苦の種を蒔き、
生死の輪廻をあてなく旅し、
死んで死んで死んで、
なお苦しいのです。
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ある現象について
A. 生ずる原因と条件が揃った時に生じ、
B. 一瞬たりとも常態を保たず変化流転し、
C. 消滅する原因と条件が揃う時に消滅するなら、
このABCの性質は「縁起」と呼ばれ、
その現象は縁起に依存している、と説かれます。
人生で遭遇する現象で
縁起に依っていないものはありません。
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では一切の心的現象や物質的現象は
縁起に依存し左右されるのですか?
その通りです。
では縁起に依存しないリアリティは
ないのでしょうか?
縁起に依存しない唯一つのリアリティ、
それが涅槃、Nibbānaです。
そこにはもはや一切の心的・物質的現象はなく、
静寂な甘露の至福だけが永遠に続きます。
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私達の場合も同様です。
受け売りと表面的模倣は
長くつづきません。
あなた自身が培ってきた土台の上に、
仏教を花開かせなくてはなりません。
あなた自身が、あなたなりの仏教を、
育てていかなくてはならないのです。
私は僧伽に画一性を見たいのではなく、
色とりどりに咲く、多様な花々を
見たいのです。
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ひとは刺激的感覚対象を追いかけ、
それを手に入れる事を期待し、
ついに入手した時大きな喜びを得るのです。
ちぎれるほど尾を振る犬の喜びと同様
喜びの対象は常に少しだけ未来にあり、
心はせわしなくそれを求めます。
聖者は今この瞬間の中に
無上の至福を見出します。
故に心は静かで平安です。
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心が沈み何に対してもやる気が出ない時、
人生が悪い循環に陥る前に、
他人のせいにする前に、
我を棄てて謙虚になりましょう。
謙虚さが感謝を生み、
感謝が受容力を生み、
受容力が感動を生み、
感動がインスピーレションを生み、
インスピレーションが
卓越したマニフェステーションを生むのです。
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私達は今生きているこの場所で、
大きく花開くことができます。
私達が子供の頃好きだったもの、
十代の頃熱中したもの、
将来の夢、好きだった音楽、
行きたかった外国、好きだったデザイナー、
習いたかった特技、ダンス、歌、
ミュージカル、心とろかす経験、
私達は何一つ諦める必要はありません。
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好きだった物、やりたかった事、
そのすべてを矛盾なく一体化させ、昇華させ、
高次元で実現させる道こそが瞑想です。
ITの世界にも映画の世界にも音楽の世界にも、
実は精神世界に生きている賢者達が
少なからずいます。
さあ、机の上にあるカードをすべて使って
あなた自身の世界を創って下さい!