入息と出息は、そこに流れる空気、
呼吸器全体の筋肉の動き、肺のガス交換、
流れる血液まで含めて、すべて心生色
(Cittaja-rūpa)で作られています。
故に心が瞑想の対象に専注すればするほど
呼吸はどんどん静まっていき、
心が禅定の入り口に達する頃には
呼吸は感受不能なまでに微細になります。