2022-05-22 ■ 程度の差こそあれ、どんな人のどんな人生も悲劇であることを忘れてはなりません。どんな有情の死も悲しいものです。大いなる権勢を誇っても、物語のような幸せの極みを味わっても、その最後は無常です。ただ涅槃に至る道だけが祝福されるべき生であり、祝福されるべき死といえるのです。