心を静め、呼吸が微細になった状態で、
傍観者の視点で壁に描かれた黒点を見て
「見る」という行為を観察すると、
「見る」とは目に映る色彩対象を
心が知る事に他ならないと実感します。
思考しないので見ている主体も、
対象の名前も心に浮かばず、
静寂で純粋な観察が続きます。
それが如実見です。