「見る」とは眼識が眼浄という器官に生起し、
対象である色彩を知覚する事です。
見る当体は眼識であり私ではありません。
眼識は一瞬のうちに生起し消滅する現象です。
見ている対象は色彩であり、
異なる刹那に見る異なる色の組み合わせを
頭で再構築し、それが何かを推察し、
名札をつけるのです。