五蓋の抑制が禅定への道です。
対象に対して貪りもなく、怒りもない、
中捨の心を保ってください。
動揺もなく、怠惰な眠気もない心で、
意識を対象に留めるのです。
あるがままに息を吐き、
あるがままに息を吸う。
そうすればやがて五蓋は心の底に沈殿して、
心の上層が清らかに澄んでいくのです。