入出息を観るとは、地火風の三界が、
鼻孔において万華鏡のように
一期一会の千変万化の華を咲かせる様子を
観察することです。
万華鏡を一心に見入る心が止であり、
そこに展開する一瞬一瞬の花々が観です。
やがて心と鏡が一体となり、
心と花々が一体となり、
不動の境地が得られます。
禅定です。