2022-04-20 ■ 入出息を観るとは、地火風の三界が、鼻孔において万華鏡のように一期一会の千変万化の華を咲かせる様子を観察することです。万華鏡を一心に見入る心が止であり、そこに展開する一瞬一瞬の花々が観です。やがて心と鏡が一体となり、心と花々が一体となり、不動の境地が得られます。禅定です。