四念処法は心と心所を識別する修行法です。
身受心法という四領域で所縁を取る
心と心所を、
それぞれ深く観察していくのです。
例えば、歩いている時、
私は歩いていると知る、
というIriyāpathaの実践法も、
身体の動きの実況ではなく、
身体を動かしめている心と心所を
実況しなくてはなりません。