大念處経で説かれる各修行法の所縁をまとめると、
五門で感受する感覚対象を含む、
色、心、心所の究竟法となります。
四念処法により、これら所縁の生起消滅と、
各々に本源的に内在する
無常性、苦性、無我性を見抜いていくのです。
それが本当のVipassanāであり、
涅槃証語に至る唯一の修行法です。