無明は、今この瞬間に生起した名色を
知覚・感受すると、
似た現象を記憶の中から検索し、
その固有の名色に
一般的な名札と意味をつけるのです。
それ以後、直接経験した名色ではなく、
名付けた名前と意味を使って、
思考し論理を組み立てていくのです。
これが戯論と呼ばれる一切の誤謬の起源です。