2019-06-26 ■ 見ている当体は眼識。見ている対象は色彩。色彩を映し出しているのは眼浄。どこにも「私」はありません。眼識も色彩も眼浄も、生起するや消滅し、二度と再生しません。次の刹那には、新たな識が新たな対象を知覚し、そのまま消滅していきます。これが名色の連続体であり、その無我性です。