五蘊とは様々な現象に依存しつつ生起消滅する、

名色の連続体です。

他に依る事なしに五蘊は存在しません。

故に自らの色蘊を境界として、

その内側を「私」と認識し、

「私以外」との対立軸を構築してはなりません。

「私」とは五蘊が感受・思考する際に仮に構築する、

概念上の視点にすぎません。