2019-06-09 ■ ある人が何かを見る時、そこには見るための肉体器官があり、見るという眼識の働きがあり、見られる対象があります。しかしその対象を見る当体はどこにもありません。眼も、眼識も、色彩所縁も、すべて瞬間的に生起し、消滅するダンマであり、そこに継続的に存在するものは何もありません。