止観は普通、

先ず止行、その完成後に観行という順番で修習していきます。

しかしどちらも三昧の一側面ですから、

最終的には三昧の中で、

止と観が手を取り合って四諦を智見できるよう、

心を開発していくのです。

増上心学が、

四正勤法、四念處法、四禅証悟の三支で、

構成されている所以です。