苦集滅道を正しく看破し、

正見が得られれば、

見と疑は根絶され、修行者は預流果を証悟します。

その段階で無常を常住と見、

無我を実体と見る転倒は、完全に破壊されます。

それでもなお、

苦を常楽と誤る認識は不還果証悟まで、

不浄を浄美と誤る認識は阿羅漢果証悟まで、

修行者を惑わすのです。