止行とは四禅定の証悟であり、
観行とは名色の生滅に内在する、
無常性・苦性・無我性の看破です。
これらは二つの別の道ではなく、
二行は分かち難く相互依存し、
四念処という一道を構成しています。
観なくして止なし。
止なくして観なし。
釈尊が二つの別の解脱道を、
示したわけではありません。