六門に生起する感覚対象への嫌悪は
その因を誤認して他への悪意を生みやすく、
他人への害意を生ずるに至ります。
害意は自らの足元をも破壊し、
せっかく苦労して蓄積した
功徳の林を焼き尽くします。
害意が生じたら執行せずに放置すること!
害意の対象の無常性を随念し、
慈悲を生起させること!