2021-12-12 ■ 二十四縁起でも、業と業果の関係でも、現象は常に多因により生起し、果報は常に多果となります。故にお釈迦様は、完全な因果の識別は如来でも容易ではないと仰いました。現象は消滅するから苦なのではなく、生起するから苦なのだということを随念して下さい。生起がない時、寂静が得られます。