米国内の分断や米中問題など、
平和について考えさせられる機会が
多くなりました。
貪瞋痴が強い人間界では、
「世界はひとつ」のグローバル意識を、
恒常的に保つことはできません。
故に各国家を家族とし、
向こう三軒両隣、和を重んじながら、
お互いに仲良く付き合っていくしか、
ありません。
人間界で構築可能な国家とは、
根底に同族意識があり、
例え国家内で争いがあっても、
みんなで認めたルールによって
紳士的に解決しようという意思を、
お互いが持っている集団です。
強欲や政治的理由で国の境界が定められれば、
何十年、何百年と解決されぬ争いの種と、
民族的トラウマが生じます。