「一切の有情が安楽でありますように」

いくらそう繰り返しても、

それだけでは慈悲は育ちません。

慈悲は言葉ではありません。

慈悲で心を満たすには、

先ず思考を止めて心を空虚にし、

心奥にその萌芽を感じ取って下さい。

そうすれば慈悲は上へ下へ四方八方へ、

大きく無量に拡がっていくはずです。