尋伺は菩提心を藁草のように萎えさせます。

菩提心は仏や法や聖弟子を、胸の中央で熱く受容します。

尋伺は「この修行をやればこの果報が得られる」と皮算用します。

この二つがぶつかれば、菩提心は尋伺により命を削がれ、

仏法僧へと燃え上がった得難き情熱は、

凡俗化した汚臭を放ち始めるのです。