アビダンマを学び、
無常・苦・無我の三相の理法を
十分理解したと自認する修行者でも、
刺激的感覚対象を目の当たりにした瞬間、
貪りを生起させてしまうことがあります。
思わず対象物を「永遠に美しいもの」と
認識してしまうのです。
故に三相四十行相随念の反復修習が
必要不可欠となるわけです。