無自性は、生起消滅する一切の名色に
本源的に内在しています。
楽しい事も、辛い事も、一瞬一瞬過ぎ去っていき、
色彩のない枯草のような記憶になっていきます。
そこに自性はありません。
一つの例外もなくすべての現象にこの理法を観て、
輪廻の生存の本質的苦を
正しく随念しなくてはなりません。