如(にょ)とは(ごとし)で、

あるがままという意味です。

故に仏教では、今この瞬間のあるがままの真実を、

「真如」と呼びます。

また心に「如」を持てば「恕(じょ)」となります。

恕とは「人が生まれながらに持つ慈悲」を指し、

無貪・無瞋の、囚われ無き正思惟の心にのみ見出される善心です。