深く精妙な心は、

突然、得られるものではありません。

寸暇を惜しんで専注を重ね、

日々の精進によって習慣化し、

やがて高い意識が縦糸と横糸となって、

私達の菩提心を織りなしてくれるのです。

専注の習慣により得られる「深く精妙な心」と、

「最高の徳行の実践」こそ、

正に仏教修行の根本です。