お釈迦様の在世当時、
多くの偉大な在家弟子の方々が、
預流果や、それ以上の境界に、
達せられました。
卓越した定力や知識がなくても、
無常・苦・無我の三相を、
本当に実感し、世を厭い、
息もできぬ程に三宝に救いを求め、
善行の中で自己を失えば、
現代人のあなたにも、
それは大いに可能です。
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技術は貪るに価しません。
技術は素晴らしい速度で進歩しますが、
将来、必ず陳腐化します。
将来、陳腐化するものには、
執着や散財をせずに、
抑制的で受動的な態度を保ちましょう。
そうすれば本当に価値あるもの、
陳腐化せず、永く輝きを失わない、
魂の成長、感動、喜びの大切さが見えてきます。
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相手の反応に過敏となる余り、
思いをはっきり伝えられない大人達を、
子供の頃からたくさん見てきました。
気持ちはよく分かります。
でもそれは奥ゆかしさではなく、
有害な悪癖です。
相手の気持ちを聞き、
自分の気持ちも伝えた上で、
慈愛を以て折り合いをつけていく。
これが正しい会話法です。
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娑婆世界は時に迷路のようにこんがらがって、
無事に抜け出せる方法は無いように見えます。
「もうダメだ、私は詰んだ!」
心はダメな理由をまくし立てます。
しかしいくら将来を悲観視したところで、
まだ何も起こっていません。
大抵の偉大な成功は、
概ねそこら辺りから始まる事を、
学んで下さい。
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修行でも、世俗の人生でも、
あなたが本当に成功を願うなら、
いつも明るく元気いっぱいでいることから、
始めましょう。
肩をすぼめて、眼をしょぼつかせながら、
成功した人はいません。
復讐心で成功した人もいません。
胸を張って、自信を持って、
慈悲の心で計画を立案し、
行動していきましょう。
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ひとは誰でも、自分を無条件に愛してくれる誰かを、
必要としています。
傷ついた心を癒やしてくれるのは、
どんな時も変わらず、あなたを包んでくれる、
無償の愛による承認です。
家族の、魂の師の、最愛のペットの、
無償の愛と承認によって、あなたは嫌な事を忘れ、
明日を生きる力を得るのです。
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容器を何かで満たしたいなら、
まずその容器の中身をカラにする必要があります。
心を神聖な喜びで満たしたいなら、
禅定で心をカラにしなくてはなりません。
心が安止すると意識は欲界を離れ、
周りの空気は高密高圧かつ微細となり、
禅定の圧倒的な力強さの中で、
心は静寂な絶対受動を得るのです。
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道を究める人は、
一つの事をずっと、
黙々とやり続けます。
好むと好まざるとに関わらず、
一日も欠かさず、
どんなに逆風が吹こうと、
やるべきことを、
やり続けるのです。
そこに必要なのは、
身を捨てた覚悟です。
今上陛下も伝説のスターも、
孤高の道を歩む人には、
鬼気迫る覚悟があるのです。
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五根のバランスは、
a) 信根と慧根のバランスを調え、
b) 精進根と定根のバランスを調え、
a)とb)の強度を調えて、
全体を念根でつり上げていく、
という方法で調えます。
例えば赤味が強い映像を、
捕色である緑を強めることで調和させるように、
各根は対峙する根を強める事で調和させていくのです。