背丈より高い雑草原を突き抜けていくには
自らが通れるだけの幅の轍があれば十分です。
混沌とした世俗に於て
世法の様々を読み解いて植物の分析をする事は
世尊の道ではありません。
脇道には目もくれず、世尊の通った轍を
一目散に駆け抜けていくことだけが、
この生を価値あるものにする一法です。