2020-02-28 ■ 「我が物と思うものを貪る人は、憂いと悲嘆と物惜しみを捨てることがない」(経集)本来この世に「自分の物」など何もありません。故に物ではなく「我が物」と思う心だけを捨てればよいのです。所有欲から自由になった人は無所有を悲しむことなく、失う物が何も無い、安穏の境地に住します。