どんな人でも社会の中で生きている限り、
両肩に食い込むような重荷を、
我が身で請け負いつつ歩いています。
そこから逃げ出すことは出来ません。
故に私たち仏弟子は、
人の重荷を少しでも分かち合えるよう、
自らの荷物を最小にし、
心を慈愛の法悦で満たしつつ、
友に手を差し伸べていくのです。