心の連続体は非常に頑固で、
長年に亘って心底に蓄積してきた煩悩生起の傾向性を、
決して手放そうとしません。
ですから最初は煩悩の抑制ではなく、
行苦の観察から始める事をお薦めします。
行苦とその根本因の観察・随念を日々修習すれば、
次第に煩悩生起を抑止する事ができるようになるでしょう。