目で感じる色、耳で感じる声、
鼻で感じる香、舌で感じる味、
皮膚で感じる触。
これらの所縁の経験はすべて究竟法です。
それを私達の思考が、
名札をつけて概念化してしまうのです。
思考活動が重要というのは誤りです。
ひとは思考活動で煩悩を肯定します。
思考を止めれば煩悩は抑止できるのです。