眼を閉じた瞬間、外界が遮断され、
入出息が瑞々しく現れる。
そこが私達の住むべき家です。
世間では人々が貪りの対象を追って
右往左往しています。
賢者は掴んでいる手を離し、
そこから立ち去り、
眼を閉じて何もしない事を選びます。
苦受の人は世界を掴み、
楽受の人は世界から離れて住します。