2021-04-29 ■ 翌朝には荷物を持って宿を出ていく旅人の様に生きる。それが出家者です。この輪廻の生存はうたかたの宿に過ぎません。自分の物は何もなく、定住する場所もありません。いつでも跡を濁さずに飛び立てるよう、荷物を詰めたまま一眠りする。この世にそれ以上の意味を見出す必要はありません。