眼の前に存在する、あるがままの世界は、
そのまま真実です。
しかしその世界についての記述は、
真実ではありません。
この二つを混同してはなりません。
世界についての記述は常に謬見に陥ります。
それは戯論と呼ばれます。
戯論がつきたとき、心は鏡のように鎮まり、
記述できない真理が現れます。