2018-12-09 ■ 今、この瞬間の名色とともにあるとき、 その現象に専注している一境性も、 その識別を為そうとする精進も、 それを識別している「私」も、 どこにも見つけることはできません。 そして出定した後は、 仏法僧への甘美な陶酔と、 藁クズのような過去や未来を厭う想いで、 心が満たされるのです。