有情は胎生、卵生、湿生、化生の何れかで誕生し、

母胎より生まれる胎生と、卵から生まれる卵生には、

必ず母親がいます。

無始から輪廻を続ける私達が今生で出会う選ばれた数千人は、

「かつて一度は母親であった」可能性があります。

事実そのような観想は、私達の他人への想いを大いに浄めます。