2021-08-02 ■ 人間やすべての事物が時々単なる幻影か、夢の中の出来事に見えてしまう、或いは自分の今までの人生が、壮大なドッキリカメラで、今にも司会者がマイクを持って出てくる気配を感じる、といった感覚は、輪廻世界に不信を持ち、ここで主人公を熱演したくない、仏教的素質の現れに他なりません。