例え善因であれ、
喜びが身体を突き抜けると、
心は粗雑となり、貪りや慢や謬見が
瞬時に心に侵入します。
「浮き足だった稚拙な判断」は、
たいていこのような状況で起こります。
経験を積んだ修行者は、
その膨らんだ風船を針で突ついて
平常心を速やかに取り戻すことを、
学ばなければなりません。