2021-07-30 ■ 例え善因であれ、喜びが身体を突き抜けると、心は粗雑となり、貪りや慢や謬見が瞬時に心に侵入します。「浮き足だった稚拙な判断」は、たいていこのような状況で起こります。経験を積んだ修行者は、その膨らんだ風船を針で突ついて平常心を速やかに取り戻すことを、学ばなければなりません。