十二縁起の基本的随念では、
A)無明→渇愛→取→行(有業)
B)識→名色→六処→触→受
と二分し、
A)からB)が生ずる事を観察していきます。
A)は即ち四聖諦の集諦であり、
B)は苦諦です。
過去のA)から現在のB)が生じ、
現在のA)から未来のB)が生ずる。
この無限連鎖(=生老死)を観察していくのです。