お釈迦様の説かれる諸悪莫作(しょあくまくさ)、
諸々の悪を作すな、の「悪」とは、
行為や言葉や思いにおいて、
自他を害することを意味します。
衆善奉行(しゅぜんぶぎょう)、
多くの善を行え、の「善」とは、
自他を害さず、
法・財・無財の布施を為すの意です。
戒と施が修行の基本である所以です。