曹洞宗の信徒が日々読誦する修証義には、
現報受、次生受、後次受が説かれています。
善行や悪行が形成する業は、
今生と来世と次の次以降の生存の三時に亘り、
業果を生むという理法です。
説一切有部アビダルマがこんな処に息づいています。
日本の伝統仏教のレベルの高さに感銘せざるを得ません。