2021-02-23 ■ 曹洞宗の信徒が日々読誦する修証義には、現報受、次生受、後次受が説かれています。善行や悪行が形成する業は、今生と来世と次の次以降の生存の三時に亘り、業果を生むという理法です。説一切有部のアビダルマがこんな処に息づいています。日本の伝統仏教のレベルの高さに感銘せざるを得ません。