正見のない心は、一切の対象に対して
渇愛をたぎらせています。
目前の対象が好きか嫌いか、
必要か必要でないか、
興味があるか無関心かは
貪や瞋の反応ですが、
それらの生起は微細な渇愛を因とすることを
観察して下さい。
どんな対象にも飛びついていく渇愛により、
無数の貪や瞋が生起するのです。