個人の権利や尊厳は本来、
主張して勝ち取るものではなく、
相互に与え合うべきものです。
生も死も、その間に起こる一切の事象も、
すべて他に依存して生ずる事実を
深く随念すれば、
「私」も「慢心」も消え去り、
共に生きる一切の生命への慈しみが、
私達の心に自然に湧き上がってくるはずです。