2020-12-28 ■ 個人の権利や尊厳は本来、主張して勝ち取るものではなく、相互に与え合うべきものです。生も死も、その間に起こる一切の事象も、すべて他に依存して生ずる事実を深く随念すれば、「私」も「慢心」も消え去り、共に生きる一切の生命への慈しみが、私達の心に自然に湧き上がってくるはずです。