2020-10-19 ■ 一切の現象は実在する、或いは実在しない、という見解は、直感的誤謬に基づく心の傲慢な推論です。五蘊・十二処・十八界は、外界と内面の境界線である五つの浄色(Pasāda)における、「知覚する主体」と「知覚される対象」との接触に過ぎません。私達は実際には、それ以上何も知り得ないのです。