眼前に生起する現象を、心が対象として捉える瞬間を
観察してみましょう。
対象を受け入れたいか、受け入れたくないか、
心が瞬時に判断している事に気づくでしょう。
一切の誤った見解や貪瞋痴の不善が、
その瞬間に生じます。
この心の働きが「渇愛が新たな転生を生む」と
釈尊が説かれた意味です。