最初期の仏教は他律ではなく自律であったことは明らかです。
僧伽の後継者が律を統治に用いつつ加筆した為か、
律の放つ香りは経蔵・論蔵の高貴なそれとは明らかに異なります。
五戒の領域内で謹んでいればよいというものではありません。
ダンマに沿って自らを律していかなければ仏教は成立しません。