2019-12-16 ■ 苦労して欲を離れても、自我への執着が残っていれば、何も所有していない自我が残り、苦しみます。逆に、自我への執着を手放せば、欲する当体を離れるのですから、離欲に苦しむ必要はありません。この世のあらゆる富は、私達の所有物ではないけれど、必要に応じて自由に享受すればよいのです。