2019-11-11 ■ 因に依存して生じ、生起の瞬間から消滅の瞬間まで、様々な条件の変化によって、その姿を変えつつ表象を続ける現象は、実在(実体ある存在)とはいえません。実在とは条件によって左右されない、無始・無終・無変・無我の存在だけを指します。それは仏教において「涅槃」として知られています。